京都は、裏通りに名店あり。
歯科医師でありながら京都本を数多く出版している柏井壽氏のその著、「ふらり 京都の春」の中に、「まさかの立地に名店が潜んでいるのが京都という街」という一節がありますが、全く同感です。
京都人にとってもそうですが、京都人以外の人にとっては尚更でありますが、そうした名店を探すのは並大抵な事ではありません。最近こそホームページ等に詳細な地図が掲載される事がありますが、そこに辿り着くには、勘と運に任せなくてはならないかもしれません。
ある京都の有名な和菓子屋の社長が、「京都の商売人は表通りには店を出しまへん。裏通りでこっそり儲けるもんや」と言い放っているそうです。
通い詰めた京都人にとっては、そんな裏通り(まさかの立地)は、極めて安易に辿り着く場所ですが・・・。
京都の名店同様に、京都にはこんな優れものもあります。
京都産の伝統工芸品の中には、京都の伝統工芸技術を使っていながら、その技術を使った事やその良さが見た目にはわからないものが数多くあります。
京友禅の技法を取り入れた革のバッグと財布があることをご存じでしょうか。
それは、京友禅の染の技術を用いて1枚1枚丹念に染め上げた独自の革素材を使っています。
だから、使っていくうちに革特有のしなやかさと光沢をあらわします。
京都・烏丸にある「はるべ」のバッグや財布、ポーチがそれです(写真をご参照下さい)。
京都人はいいとわかったら、ひたすらそこに通うらしい。
しかし、京都人に独り占めにさせておくのは実にもったいない一品です。
でも、ご安心下さい。
京都だけでなく、全国の主要都市でも販売されています。
詳しくは こちら。